帯状疱疹後神経痛闘病記その2

抗ウイルス薬が効き始めるまで

発疹が出始めてからすぐに皮膚科にいき処方してもらった抗ウイルス薬のアメナリーフ。

抗ウイルス薬はウイルスの増殖を防ぐための薬とのことで、帯状疱疹の痛みや発疹といった症状を抑える薬ではない。セットで鎮痛剤のロキソニンと胃腸薬も処方してもらった。

とはいえ、抗ウイルス薬を処方してもらえた安心感は大きかったのだが、実際に飲み始めてみても、左側頭部の頭痛と目の奥のグリグリ・ズキズキした痛みは増す一方。

抗ウイルス薬を飲み始めた日をDay 1とすると、Day 4くらいまでは発疹も大きくなり、竈門炭治郎のあざのように広がり、左目はまぶたが腫れてほぼ開かない状態に。痛みはピークに達してロキソニンを飲んでもひたすら痛い。痛みで寝れない。寝ても2時間程度で痛みで起きてしまうという地獄のような日々だった。

それがDay 5になると希望の兆しが見えてきた。

発疹は拡大を止め、勢いが収まってきたのが鏡を見ながら感じられたし、痛みも少し楽になったのか、なんとか3時間眠れるようになってきた。

Day 7になるころには、発疹は少しずつかさぶた化してきたし、まぶたの腫れも収まり目が開くように。頭痛・目の奥の痛みもやや弱まり、4.5時間くらいは連続して眠れるようになった。このとき久しぶりに、ひとごこちつけたような気がした。

正直、Day 4までの、終わりの見えない悪化と、睡眠すらまともに取れない痛みは精神的に相当つらかったなぁ。

抗ウイルス薬を飲み切っても痛みが消えない

抗ウイルス薬を7日分飲みきり、発疹もピークを迎えて回復基調。一番つらかった目の奥の痛みも収まってきてホッとしたのだが、そこから一週間経っても、左側頭部のビリビリ・ズキズキした痛みと、左のまぶたの上あたり(ボクシングでよく切れて出血するところ・・・といえば伝わるかな)のズキズキが収まらず、正直、日常生活を送るのが結構しんどい。

もらったロキソニンを飲んでも聞いている気がしない。。。辛い。。。

と思いながら、Day 20まで様子を見て、このままだと流石に生きていけないと思い、同じ皮膚科に泣きたくなるような気持ちで相談。

帯状疱疹後神経痛と診断

本当に秒で帯状疱疹後神経痛と診断された。検査とかなくって、自己申告制だねあれは。早めに泣きついておけばよかったよ。

リリカ(プレガバリン)錠25mgとプリンペラン錠5を処方してもらった。

リリカは帯状疱疹後神経痛で有名な薬のようでロキソニンのような鎮痛剤と違い、神経系の痛みに効果があるものらしい。副作用としてめまいや吐き気があったりするのでプリンペランもセットでとのこと。

リリカはなんとなく今まで飲んできたあらゆる薬の中でも、強そうな薬だなぁ、という印象がり、副作用もそうだが依存症とかないか気になったりもしたが、あまりに痛みがひどくて仕事もままならないので、背に腹は代えられぬ。

とはいえ、副作用があるので一日50mg(二錠)から痛みとの様子をみて量を調整する類のよう。

ちなみに薬剤師からはきっと処方量が増えると思うので在庫準備しておきますね、と言われたので、50mgはやはりお試し量なのだろう。

リリカと帯状疱疹後神経痛の付き合い方については次回書きますね。

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