大塚家具新宿店がセールでかつてないほど賑わっていた

いってきました、大塚家具新宿店。

4月18日から開催しているこのセール、「新生大塚家具　大感謝フェア」と銘打って4月30日までの期間限定です。

前回の記事で書いていた閉塞感はまったくなく、客足が多く賑やかなのでいままでで一番活気を感じました。

参考記事：会員制廃止バンザイ！大塚家具はやっぱり居心地悪かったなぁ

受付カウンターが控えめな位置に移動

気のせいかもしれませんが、受付カウンターがいままでよりも奥まったところに移動していたような。

「受付しなくても気軽にお入りください。ご用件があればうかがいます。」

そんな感じの控えめなメッセージがあるようで好感もてました。

一階の照明コーナーなんかもいままで以上に開かれたような雰囲気だったし。

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お客さんが多い

セール始まったばかりの週末だったというのはもちろんありますが、ひっきりなしに人が入ってきている印象でした。

と言っても、邪魔なほど人が多いわけではなく、混雑を感じるレベルではありません。ほどよく賑わっているという感じでした。もともと売り場が広いしね。

しかもけっこう成約しているみたいでしたね。買われているのがセール品なのか、通常商品なのかわかりませんが。

そんなに大安売りという印象は受けない

展示品は最大50%OFFとか在庫品でも20%みたいなことはやっているようですが、まぁ、もとから結構な値段がするものなので、そんなに安売りしているという印象はありませんでした。

そもそも家具って購入頻度が低いのて消費者の側のリタラシーが低いですよね。売り手と買い手の間の情報の非対称性が著しい。

要するに、その家具の値段が妥当なのかどうかを判断するのが難しい。

だから、大塚家具としては出血大サービスのつもりで値引きしていても、ぼくみたいな小市民だとそんなに安くないなぁ、なんて思っちゃうわけですよ。

実は会員制の方針は正しい？

そうすると、うちの家具の価値がわかってくれるひとだけに売りたい、なんて思う前社長がいてもおかしくないですよね。

安い家具を求める人はほかの店にいけばいい、ウチには価値がわかる人だけきてくれれば、と。

分かりますよ、そう思う気持ち。

株主いるんだから利益の最大化をはからないとダメ

でも、上場企業なんだから、もっと柔軟に考えないと。

門戸を広く開いて、ぼくみたいに価値がよくわからなくても憧れで買う人がいるわけだし。

今回のセールにしたって、そこそこ立派な値段のものだってきっと売れているだろうから。店が客を選ぶよりも、客が店を選べるようにしたほうが利益は最大化できるんじゃないかなぁ。

非上場でやっていればこんなもめなかっただろうに。

と株主でもないのに勝手なことを言ってみる。

セール後も客をつなぎとめられるかで真価が問われる

話がそれましたが、この賑わいがいつまで続くか気になるところですね。

セールが終われば客足は遠のくでしょうが、今回のセールで初めて大塚家具にきた人も結構いるはず。

「あれ、想像していたよりも入りやすいお店だね」とか「やっぱり素敵な家具が揃っているわ」とか思ってもらえれば、いつかは売上につながる可能性大ですからね。

セールが終わっても、きっとセール前よりはいい結果になるんじゃないかな。

応援してます、大塚家具さん。株は買わないけど。

それではきょうはこのへんで。